Ubuntu 16.04 LTSでIPv6を無効にする
バグなのか何なのかよく分からんのだけれども、たまにネットに繋がらなくなる事があり、どこかでIPv6を無効にするとネット接続が安定するとかいう事を読んだような気がしたので、IPv6を無効化してみた。
端末で以下のコマンドを実行するとIPv6が無効になる。
echo 'net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1' | sudo tee -a /etc/sysctl.conf echo 'net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1' | sudo tee -a /etc/sysctl.conf sudo sysctl -p sudo sh -c 'printf "#!/bin/sh\nsysctl -p\nexit 0\n" > /etc/init.d/sysctlp' sudo chmod +x /etc/init.d/sysctlp sudo update-rc.d sysctlp defaults
上3つのコマンドでIPv6は無効になるのだが、Ubuntuを再起動すると元に戻ってしまうので /etc/init.d 以下にsysctlコマンドを実行するファイルを置いて、Ubuntu起動時にsysctlコマンドが実行されるようにしてみた。
これでしばらく様子見。
元の設定に戻す場合はこうする。
sudo sed -i '/net.ipv6.conf.all.disable_ipv6/d' /etc/sysctl.conf sudo sed -i '/net.ipv6.conf.default.disable_ipv6/d' /etc/sysctl.conf sudo update-rc.d sysctlp remove sudo rm /etc/init.d/sysctlp
Ubuntu 16.04 に Eclipse Oxygen.1a (4.7.1a) をインストールして日本語化したのでメモ
※2017年11月3日、更新。
Eclipse IDE for Java EE Developers Oxygen.1a (4.7.1a) をインストールしてみた。EEじゃない方の普通のEclipseも以下の手順でOKなはず。また、確認は64bit環境で行ったが32bitでも同じ方法でいけるはず。
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページ からLinux版を ~/Downloads にダウンロードし、日本語化に必要な Pleiades プラグイン の安定版も ~/Downloads にダウンロードする。
インストールする前に
旧バージョンのEclipseをインストール済みの場合はアンインストールしておく。
インストール
端末を起動し、
cd /opt/
sudo tar xavf ~/Downloads/eclipse-*
と実行して /opt 以下にインストール。インストールと言っても単に圧縮ファイルを展開しただけ。
ファイルの展開が終了したら次のコマンドを実行して一度英語のままEclipseを起動する。
/opt/eclipse/eclipse
ワークスペースの場所を聞かれるので「Launch」ボタンをクリックするとEclipseが起動する。Eclipseが正常に起動したらEclipseのタイトルバーの「✕」ボタンをクリックしてEclipseを終了する。
(一度英語のままEclipseを起動しないと日本語化した時に正常に起動しないかもしれない。)
日本語化
端末で以下を実行すれば日本語化される。
cd /opt/eclipse/ sudo unzip ~/Downloads/pleiades* echo '-Xverify:none' | sudo tee -a /opt/eclipse/eclipse.ini echo '-javaagent:/opt/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar' | sudo tee -a /opt/eclipse/eclipse.ini
Dashから起動できるようにアイコンを作成
そのままだと起動が面倒くさいのでDesktopファイルを作成してUnityのDashに表示されるようにする。
端末で以下を実行する。
echo '[Desktop Entry]'$'\n''Version=1.0'$'\n''Type=Application'$'\n''Name=Eclipse'$'\n''Name[ja]=Eclipse'$'\n''Comment=Eclipse is an integrated development environment (IDE)'$'\n''Comment[ja]=統合開発環境'$'\n''Keywords=Java;java;IDE'$'\n''Keywords[ja]=Java;java;IDE;統合開発環境'$'\n''Exec=/opt/eclipse/eclipse'$'\n''Icon=/opt/eclipse/icon.xpm'$'\n''Terminal=false'$'\n''Categories=Java;Development;IDE;'$'\n''MimeType=text/x-chdr;text/x-csrc;text/x-c++hdr;text/x-c++src;text/x-java;text/x-dsrc;text/x-perl;text/x-python;application/x-php;application/x-httpd-php3;application/x-httpd-php4;application/x-httpd-php5;application/xml;text/html;text/css;text/x-sql;'$'\n''StartupNotify=true'$'\n''StartupWMClass=Eclipse'$'\n''Actions=Clean;'$'\n'''$'\n''[Desktop Action Clean]'$'\n''Name=eclipse -clean'$'\n''Exec=/opt/eclipse/eclipse -clean'$'\n''OnlyShowIn=Unity;'$'\n' | sudo tee /usr/share/applications/eclipse.desktop
これでUbuntu UnityのDashからEclipseを起動できるようになる。一応、ランチャーに登録した場合、右クリックから eclipse -clean 出来るようにしてある。DashにEclipseのアイコンが表示されない場合は一旦ログアウトしてログインし直す。
アンインストール
削除するだけでおk。
sudo rm -rf /opt/eclipse/ sudo rm /usr/share/applications/eclipse.desktop sudo rm /usr/bin/eclipse
※以下は古い内容です。
※2016年5月7日、一部間違っていたので修正。
Eclipse IDE for Java EE Developers 4.5.2(Mars)をインストールしてみた。EEじゃない方の普通のEclipseも以下の手順でOK。また、確認は64bit環境で行ったが32bitでも同じ方法でいけるはず。
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページ からLinux版を ~/Downloads にダウンロードし、日本語化に必要な Pleiades プラグイン の安定版も ~/Downloads にダウンロードする。
インストールする前に
旧バージョンのEclipseをインストール済みの場合はアンインストールしておく。
インストール
端末を起動し、
cd /opt/
sudo tar xavf ~/Downloads/eclipse-*
と実行して /opt 以下にインストール。インストールと言っても単に圧縮ファイルを展開しただけ。
ファイルの展開が終了したら次のコマンドを実行して一度英語のままEclipseを起動する。
/opt/eclipse/eclipse
ワークスペースの場所を聞かれるので「OK」ボタンをクリックするとEclipseが起動する。Eclipseが正常に起動したらEclipseのタイトルバーの「✕」ボタンをクリックしてEclipseを終了する。
(一度英語のままEclipseを起動しないと日本語化した時に正常に起動しない様子。)
日本語化
端末で以下を実行すれば日本語化される。
cd /opt/eclipse/ sudo unzip ~/Downloads/pleiades* sudo sed -i s/--launcher.appendVmargs/--launcher.GTK_version\\\n2\\\n--launcher.appendVmargs/g /opt/eclipse/eclipse.ini echo '-Xverify:none' | sudo tee -a /opt/eclipse/eclipse.ini echo '-javaagent:/opt/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar' | sudo tee -a /opt/eclipse/eclipse.ini
Dashから起動できるようにアイコンを作成
そのままだと起動が面倒くさいのでDesktopファイルを作成してUnityのDashに表示されるようにする。
端末で以下を実行する。
echo '[Desktop Entry]'$'\n''Version=1.0'$'\n''Type=Application'$'\n''Name=Eclipse'$'\n''Name[ja]=Eclipse'$'\n''Comment=Eclipse is an integrated development environment (IDE)'$'\n''Comment[ja]=統合開発環境'$'\n''Keywords=Java;java;IDE'$'\n''Keywords[ja]=Java;java;IDE;統合開発環境'$'\n''Exec=/opt/eclipse/eclipse'$'\n''Icon=/opt/eclipse/icon.xpm'$'\n''Terminal=false'$'\n''Categories=Java;Development;IDE;'$'\n''MimeType=text/x-chdr;text/x-csrc;text/x-c++hdr;text/x-c++src;text/x-java;text/x-dsrc;text/x-perl;text/x-python;application/x-php;application/x-httpd-php3;application/x-httpd-php4;application/x-httpd-php5;application/xml;text/html;text/css;text/x-sql;'$'\n''StartupNotify=true'$'\n''StartupWMClass=Eclipse'$'\n''Actions=Clean;'$'\n'''$'\n''[Desktop Action Clean]'$'\n''Name=eclipse -clean'$'\n''Exec=/opt/eclipse/eclipse -clean'$'\n''OnlyShowIn=Unity;'$'\n' | sudo tee /usr/share/applications/eclipse.desktop
これでUbuntu UnityのDashからEclipseを起動できるようになる。一応、ランチャーに登録した場合、右クリックから eclipse -clean 出来るようにしてある。DashにEclipseのアイコンが表示されない場合は一旦ログアウトしてログインし直す。
アンインストール
削除するだけでおk。
sudo rm -rf /opt/eclipse/ sudo rm /usr/share/applications/eclipse.desktop sudo rm /usr/bin/eclipse
UbuntuのFirefoxで特定のホームページにアクセスすると英語のページになるバグを何とかする
※2018年3月15日、Firefox 59にアップデートしたら再度このバグが出た。
- Firefoxのツールバーの ≡ をクリック、設定 をクリックして設定画面を開く。
- 一般の「言語と外観」のところにある「言語設定」ボタン をクリック。
- ウェブページの言語 というダイアログが表示され 日本語 [ja] が選択された状態になっているので、一度 「下へ」ボタン をクリックして 英語/アメリカ合衆国 [en-us] を一番上にした後 「OK」ボタン をクリックする。
- 一旦Firefoxのウィンドウを全て閉じた後、Firefoxを起動し直す。
- 再びウェブページの言語ダイアログを開き、「上へ」ボタン をクリックして 日本語 [ja] を一番上に戻して 「OK」ボタン をクリックする。
- 念のためFirefoxをもう一度終了する。
これでOKだった。
追記ここまで。
UbuntuのFirefoxがバージョン46にアップデートされたが、何か一部のウェブサイトにアクセスすると英語のページが表示されるバグがある様子。
例えばニコニコ動画とかはてなブログとか、外国人向けの英語のページが用意されているサイトにアクセスすると、日本語ではなく英語のページが表示されてしまう。
どうもFirefoxが優先する言語が日本語ではなく英語になってしまっているのが原因のようなので、その辺の設定を変更すればバグは回避できる。
Ubuntu 16.04で日本語入力が出来ない場合の対処法
※2018年4月27日、Ubuntu 18.04の場合は → Ubuntu 18.04 で日本語入力が出来るようにする - Sickly Life Blog
Ubuntu 16.04で半角/全角キーが正常に動作せず、日本語入力ができないケースが有るらしい。
より引用。
英語キーボードを接続していないにもかかわらず、[入力ソース]には存在しているという現象があります
この場合、次のように設定を変更すれば日本語入力が出来るようになる。
まず、ランチャーの『コンピューターを検索』をクリック、検索欄にtextと入力、表示されたテキストエディターをクリックして起動する。
次に、画面右上の通知スペースにあるキーボードのアイコンをクリック、入力メソッドのMozcをクリックして選択する。
これで半角/全角キーが正常に動作するようになる。
ただ、これだけでは英語キーボードの余計な設定が残ったままなので、気になる場合は削除しておく。
画面右上の通知スペースにあるキーボードのアイコンをクリック、現在の入力メソッドの設定をクリックして設定ウィンドウを開き、キーボード - 英語 (US)をクリック、
設定ウィンドウの下の方にある「-」ボタンをクリックして英語キーボードの設定を削除する。
最後に設定ウィンドウのタイトルバーの「×」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じておく。
因みにこの現象、私の環境だと、二週間ぐらい前のUbuntu 16.04のデイリービルドでは確認できたが、先日リリースされた正式版では、入力メソッドに英語キーボードの設定は存在せず、半角/全角キーは正常に動作している。実機にインストールした64bitだけでなく、VirtualBoxにインストールした32bit版でも同じく、問題なく日本語入力できている。
よく分からないが環境によって英語キーボードのレイアウトが存在したりしなかったりするっぽい?
Ubuntu 16.04 LTSではRADEONドライバーが公式サポートされないらしい件
Ubuntu Drops Support For AMD's Catalyst GPU Driver - Slashdot
より、Ubuntu 16.04のリポジトリーからfglrxが削除されたらしい。
fglrx-installer package : Ubuntu
を見ると確かにxenial用のパッケージは存在しない。AMDが16.04に対応したドライバーをそのうち公開するかもしれないが、Ubuntu 16.04の正式リリース後しばらくは標準ドライバーを使わざるをえないっぽい。
Ubuntuでリポジトリのダウンロードに失敗するのを何とかする(Google Chromeが原因の場合)
Google Chromeの32bit Linuxサポートが終了した影響で端末で sudo apt-get update した時にエラーが出るようになった。
W: http://dl.google.com/linux/chrome/deb/dists/stable/Release の取得に失敗しました 期待されるエントリ 'main/binary-i386/Packages' が Release ファイル内に見つかりません (誤った sources.list エントリか、壊れたファイル)
64bitのUbuntuでは設定ファイルを書き換えればエラーは出なくなる。
sudo sed -i -e 's/deb http/deb [arch=amd64] http/' "/etc/apt/sources.list.d/google-chrome.list" sudo sed -i -e 's/deb http/deb [arch=amd64] http/' "/opt/google/chrome/cron/google-chrome"
32bitのUbuntuでは設定ファイルを削除したうえでGoogle Chromeをアンインストールすればいいらしい。
sudo rm /etc/apt/sources.list.d/google-chrome.list
sudo apt-get remove google-chrome
関連リンク
jEditで、Windowsで作成したテキストファイルを文字化けせずに開く設定 + その他の設定
jEditは初期設定では文字コードの自動認識を行わないため、Windowsで作成した文字コードがShift_JISのテキストファイルを開こうとすると文字化けしてしまう。
メニューバーから文字コードを指定し直せば正常に表示されるが、それが面倒な場合はグローバルオプションで設定を追加することで文字コードを自動で認識するように出来る。
文字コードを自動認識するようにする
jEditのメニューバー > ユーティリティ > グローバル オプション
をクリックして設定ウィンドウを開き、エンコーディングをクリック、代替エンコーディング(複数可)の右側のテキストエリアに以下の文字列を入力し、OKボタンをクリックする。
windows-31j
これでWindowsで作成したテキストファイルが文字化けせずに開けるようになる。
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テキストエリアの文字サイズやフォントを変更する
jEditのメニューバー > ユーティリティ > グローバル オプション > テキストエリア > テキストフォント
をクリックしてサイズやフォントを変更する。また、アンチエイリアス スムーズフォントをstandardに変更しておいたほうが文字が見やすくなるかもしれない(個人差あり)。
プラグインをインストールできるようにする
jEditのメニューバー > ユーティリティ > グローバル オプション > プラグインマネージャ > ミラーリストの更新
をクリック、ミラーの一覧が表示されたら、
Asia: Japan Advanced Institute of Science and Technology(Nomi, Japan)
をクリック、適用ボタンをクリックする。
タブ機能を利用する
jEditは初期設定ではファイルを複数開いて切り替える場合プルダウンメニューを用いるが、他の多くのテキストエディターのようにタブでファイルを切り替えたい場合はプラグインをインストールする。
jEditのメニューバー > プラグイン > プラグイン マネージャ
をクリックして設定ウィンドウを開き、インストールタブをクリック、BufferTabsのチェックボックスをクリックしてチェックを入れ、インストールボタンをクリックする。インストールされるとすぐにjEditにタブ機能が追加される。
BufferTabsの設定を変更したい場合は、
jEditのメニューバー > プラグイン > プラグイン オプション
をクリックして設定ウィンドウを開く。
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HTMLのタグ補完機能などが欲しい場合はXMLのプラグインをインストールする。
jEditのメニューバー > プラグイン > プラグイン マネージャ
をクリックして設定ウィンドウを開き、インストールタブをクリック、XMLのチェックボックスをクリックしてチェックを入れ、インストールボタンをクリックする。
ランチャーのアイコンが二重になるバグに対応する
Ubuntu UnityでランチャーにjEditを登録している状態でjEditを起動すると、ランチャーにjEditのアイコンが2つ表示される場合があるので、端末で以下のコマンドを実行して対策しておく。
sudo sed -i '/StartupWMClass/d' /usr/share/applications/jedit.desktop echo 'StartupWMClass=jedit' | sudo tee -a /usr/share/applications/jedit.desktop
通知領域にjEditのアイコンを表示しないようにする
Ubuntu UnityだとjEditのアイコンの背景が透過されず見栄えが悪いので非表示にしておく。
jEditのメニューバー > ユーティリティ > グローバル オプション > 外観 > システムトレイアイコンを表示
をクリックしてチェックを外し、適用ボタンをクリックする。
関連 : [ubuntu-jp:5385] 日本語フォントについて
関連 : jEdit - Programmer's Text Editor - overview