Ubuntu 18.04 の日本語フォント (Noto Sans CJK) をアップグレードする

先月 Adobe の源ノ角ゴシック (Source Han Sans) と Google の Noto Sans CJK が久しぶりに更新されました。

ので、PPA にアップロードしてみました。

目次

PPA を追加して Noto Sans CJK をアップグレードする

アクティビティ画面から端末を起動して以下のコマンドを実行します。

sudo add-apt-repository ppa:sicklylife/fonts-noto-cjk 
sudo apt dist-upgrade 

インストール中にフォントキャッシュが更新されるため、CPU 使用率が上昇したり、画面が一時的にフリーズしたりするかもしれません。また、ファイルサイズが大きい (180MB 以上ある) ため、ダウンロードに時間がかかります。ご注意ください。

注意点

旧バージョンの Noto フォントは Regular ウェイトと Bold ウェイトが別れていたのですが、

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Noto Sans CJK JP バージョン 1.004

新バージョンの Noto はそれら2つのウェイトが統合されています。

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Noto Sans CJK JP バージョン 2.000

例えば LibreOffice Writer で Bold ウェイトを利用したい場合は、ツールバーの太字ボタンを使用すると、文字が太字になります。

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Ubuntu 18.04 で自動アップデートを無効化している状態で unattended-upgrades を更新すると「アップデートの自動確認」も無効化される場合がある

Ubuntu 18.04 の初期設定ではセキュリティアップデートが自動的にインストールされるようになっているが、その設定を手動で無効化した状態で「ソフトウェアの更新」や「sudo apt upgrade」などを実行して unattended-upgrades の新しいバージョンをインストールした場合、以下のようなダイアログや、

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以下のようなプロンプトが表示される場合がある。

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ここでちゃんと変更点を確認せずにパッケージメンテナのバージョンをインストールなどを選択して続行すると、アップデートの自動確認が初期設定では毎日になっているのが、

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なしに変更される可能性がある。

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unattended-upgrades を新バージョンに更新した後はアクティビティ画面からソフトウェアとアップデートを起動し、アップデートの自動確認なしになっていないことを確認しておいた方がいいかもしれない。

Mozc UT2 for Ubuntuの更新2018年11月号

※この記事は次回Mozc UT2更新時に削除します。多分。

もう12月ですね。Ubuntu 16.04 / 18.04 / 18.10用のMozc UT2 + NEologd UTを更新しました。

Ubuntu 18.04 で Qt 5 アプリケーションの外観を変更する

Ubuntu 18.04 では Qt 5 アプリケーション (VLCSMPlayer、KeePassXC など) の外観に Ubuntu のテーマが適用されておらず、独特の外観になっている。

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Qt 5 アプリケーションの外観を他の GTK アプリケーションと揃えたい場合は、設定ツールをインストールして設定を変更する必要がある。

目次

設定ツールのインストール

アクティビティ画面から端末を起動して以下のコマンドを実行する。

sudo apt install qt5ct qt5-style-plugins 

続けて以下のコマンドを実行後、一旦ログアウトする。

echo 'export QT_QPA_PLATFORMTHEME="qt5ct"' >> ~/.profile 

設定の変更

ログインし直したらアクティビティ画面から Qt5 Settings という GUI アプリケーションを起動し、

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Style:Fusion になっているので、

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gtk2 に変更し、ウィンドウ下部にある適用ボタンをクリックしてしばらく待つか、Qt 5 アプリケーションを起動し直すとテーマが適用される。

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環境によってはフォントのせいでメニューバーなどがやや縦長になっている場合があるので、

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Qt5 SettingsFonts タブで上下の幅が狭いフォント (Takao P ゴシックや SL Custom Font など) に変更すると、

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以下のようにメニューバーなどの上下幅が狭くなる。

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※なおこれらの設定は Snap アプリには反映されない。

設定を元に戻す場合

qt5ct を使用しないように設定を戻す場合は、端末で以下のコマンドを実行した後、ログアウトする。

sed -i "/qt5ct/d" ~/.profile 

Dash to Panel に日本語訳が取り込まれた件

GNOME Shell 拡張機能Dash to Panel に日本語訳がマージされました。

(`・ω・´)

次のバージョンの v17 から日本語化されるはずです。未翻訳部分はいずれ翻訳したり翻訳してもらったりして、またプルリクを投げる予定。

Ubuntu 18.04 のタイトルバーのボタンを右から左へ移動させる

Ubuntu 16.04 ではウィンドウのタイトルバーにある閉じるボタンなどが、macOS のように左側に表示されていたが、Ubuntu 18.04 では Windows 10 のように右側に表示されるようになった。

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Ubuntu 16.04 に慣れてしまったのでボタンを左に戻したい、というような場合は、設定アプリやコマンドでボタンを左側へ移動することができる。

目次

GUI でボタンを移動させる場合

まず Ubuntu Dock にある UbuntuソフトウェアTweaks (GNOME Tweaks) をインストールする。

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Tweaks (GNOME Tweaks) を起動し、ウィンドウタイトルバーボタン位置を左に変更すると、

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タイトルバーのボタンの位置が左側になる。

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コマンドでボタンを移動させる場合

アクティビティ画面から端末を起動して以下を実行する。

gsettings set org.gnome.desktop.wm.preferences button-layout 'close,minimize,maximize:' 

元に戻す場合は以下を実行する。

gsettings reset org.gnome.desktop.wm.preferences button-layout 

Ubuntu で Google Chrome のリポジトリのエラーに対処する (リポジトリ情報変更編)

以前、

というような記事を書いたが、またリポジトリ情報のダウンロードに失敗しました。インターネット接続を確認してください。というエラーが出たので、

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端末を起動し sudo apt update というコマンドを実行してエラーの内容を確認したところ、

sudo apt update 

省略

E: Repository 'http://dl.google.com/linux/chrome/deb stable Release' changed its 'Origin' value from 'Google, Inc.' to 'Google LLC'
N: This must be accepted explicitly before updates for this repository can be applied. See apt-secure(8) manpage for details.
Do you want to accept these changes and continue updating from this repository? [y/N] 

と表示された。とりあえず yEnter で利用継続。

'Origin' の値が 'Google, Inc.' から 'Google LLC' に変更されたらしい。前回の記事の時は 'Label' value の変更だったが今回は 'Origin' value… Origin って何ぞ…

しかしまあ Chromeリポジトリは利用者多そうなのに割と何度もエラー出してるのな。