Ubuntuタブレットに関するQ & A

村人さんによる、最近発表されたUbuntu搭載タブレットに関するQ&A。





















関連ニュース

Ubuntuでhulu.jpを視聴できなくなったので何とかしてみた



※2016年12月17日、Firefox用のFlashプラグインがバージョン24のアップデートされたため、huluを視聴できなくなったようです。

何か再生されなくなったらしい。hulu側の仕様が変更された?

Google Chromeでhuluの動画を再生しようとすると、

保護されたコンテンツを再生中に問題が発生しています。動画を再生し直すか、弊社カスタマーサポートまでお問い合わせください。(3336)

というエラーメッセージが表示される。知恵袋の回答によるとhalをインストールすればいいらしいが、現在halのパッケージはUbuntu 12.04にしか存在しない。ググると15.10用のhalがppaにあったので、それをインストールしたら一応Firefoxでhuluが見られるようになった(Google Chromeは見れないまま)。
以下実行したコマンド。

rm -rf ~/.adobe/ 
sudo add-apt-repository ppa:mjblenner/ppa-hal 
sudo apt-get update 
sudo apt-get install hal hal-info 

huluのトラブルシューティングに「保護されたコンテンツに関するエラー」のページがあったのだが、

そのページに書いてある 保護されたコンテンツのIDを許可する という項目はLinuxGoogle Chromeには存在しない。LinuxFirefox用のFlashプラグインはサポート期間が2017年2月ごろまでらしいので、それまでにChromeが対応してくれないとUbuntuではhuluが見られなくなる。

Ubuntu 18.04 / 16.04 で時刻合わせの設定を変更する

Ubuntuでは15.04まではntpdateを使って時刻の同期が行われていたのだが、15.10からntpdateが標準でインストールされなくなったので、どうなってるのか色々調べた所、どうやらUbuntu 15.10からはntpdateを使わずにSystemdの機能を使って時刻の同期を行っているらしい、ということが分かった。初期設定では時刻の同期にntp.ubuntu.comというサーバーが使われているので、それをNICTのサーバーに変更してみた。

端末を起動し、

sudo sed -i 's/#NTP=/NTP=ntp.nict.jp/g' /etc/systemd/timesyncd.conf 

と実行した後Ubuntuを再起動すれば、時刻の同期にntp.nict.jpが使われるようになる。ちゃんと同期出来ているかどうかは以下のコマンドで確認できる。

systemctl -l status systemd-timesyncd 

関連 : systemd-timesyncd - ArchWiki
関連 : 普段使いのArch Linux: Arch Linuxで時刻同期 | NTP, systemd-timesyncd

Ubuntu 15.10でシャットダウンに時間がかかる場合の対処法

Ubuntuをシャットダウンしようとした際に、ごくたまに妙に時間がかかる事がある。再起動でも同様。コンソールに表示されていたメッセージでググってみたところ、以下の投稿を発見。

systemdの設定を変更すればいいらしいとの事なので、端末で、

sudo sed -i 's/#DefaultTimeoutStopSec=90s/DefaultTimeoutStopSec=10s/g' /etc/systemd/system.conf 

と実行してUbuntuを再起動。これでシャットダウン/再起動時に長々と待たされることはなくなるはず。

Ubuntu 14.04.3でlanguage-pack-jaをアップデートできないバグに対応する

現在Ubuntu 14.04には依存関係が壊れていてlanguage-pack-jaをアップデートできないバグがある。そのうち修正されるだろうと思っていたら、意外と時間がかかっているようなので自力で何とかしてみた。
端末で、

sudo apt-get purge language-pack-ja
wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/l/language-pack-ja/language-pack-ja_14.04+20150804_all.deb
wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/l/language-pack-ja-base/language-pack-ja-base_14.04+20150804_all.deb
wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/l/language-pack-gnome-ja/language-pack-gnome-ja_14.04+20150804_all.deb
wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/l/language-pack-gnome-ja-base/language-pack-gnome-ja-base_14.04+20150804_all.deb
sudo dpkg -i language-pack-*.deb
sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja
rm language-pack-*.deb

と実行したらアップデートできたっぽい。

Ubuntu 16.04のAlt + 半角/全角でウィンドウのサムネイルがチラつく問題を解消する

Ubuntu 16.04ではAlt + 半角/全角キーで同一アプリケーションのウィンドウを切り替えることが出来るが、ビデオカードRADEONかつドライバーがデフォルトのオープンソース版(非fglrx)の場合、Alt + 半角/全角キーを押してウィンドウの一覧を表示させると、ウィンドウのサムネイルとサムネイルの枠の影がチラつくバグがあるので若干使いづらい(fglrxだと問題ないので恐らくオープンソースドライバーのバグ)。

どうにかならんものかとググったり設定を弄ったりしていた所、ちょっと設定を変更するだけでチラつかなくなる事が判明した。

CompizConfig設定マネージャーを起動し、Open GL PluginFramebuffer objectをクリックしてチェックを外して無効にすると、前述のチラつきが無くなった。

Ubuntu に最新の Flash Player をインストールする

※2018年5月1日、Ubuntu 18.04 で確認。
※2017年2月19日、Ubuntu 16.04 で確認。

adobe-flashplugin をインストールする事で Chromium 用の FlashFirefox 用の Flash の両方を利用できるようになる。

前準備 (Ubuntu 18.04の場合)

画面左上の「アクティビティ」をクリック、ソフトウェアと入力、表示された「ソフトウェアとアップデート」をクリックして起動、「他のソフトウェア」タブをクリック、Canonical パートナー」をクリックして選択、「編集」ボタンをクリック、何もせず「OK」ボタンをクリック、パスワードを入力、Canonical パートナー」のチェックボックスをクリック、「閉じる」ボタンをクリック、「再読込」ボタンをクリックする。

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前準備 (Ubuntu 16.04の場合)

ランチャーの「システム設定」をクリック、「ソフトウェアとアップデート」をクリックして起動、「他のソフトウェア」タブをクリック、Canonical パートナー」のチェックボックスをクリック、「閉じる」ボタンをクリック、「再読込」ボタンをクリックする。

f:id:sicklylife:20170219062952p:plain

インストール方法

端末を起動して以下を実行する。

sudo apt-get install adobe-flashplugin

あとはブラウザーを起動して Adobe Flash Player のバージョンテストのページ にアクセスしてバージョンを確認する。

アップデートについて

「ソフトウェアの更新」で自動的にアップデートできる。