jEditで、Windowsで作成したテキストファイルを文字化けせずに開く設定 + その他の設定

jEditは初期設定では文字コードの自動認識を行わないため、Windowsで作成した文字コードShift_JISのテキストファイルを開こうとすると文字化けしてしまう。

メニューバーから文字コードを指定し直せば正常に表示されるが、それが面倒な場合はグローバルオプションで設定を追加することで文字コードを自動で認識するように出来る。

文字コードを自動認識するようにする

jEditのメニューバー > ユーティリティ > グローバル オプション

をクリックして設定ウィンドウを開き、エンコーディングをクリック、代替エンコーディング(複数可)の右側のテキストエリアに以下の文字列を入力し、OKボタンをクリックする。

windows-31j

これでWindowsで作成したテキストファイルが文字化けせずに開けるようになる。

以下はその他の設定。

テキストエリアの文字サイズやフォントを変更する

jEditのメニューバー > ユーティリティ > グローバル オプション > テキストエリア > テキストフォント

をクリックしてサイズやフォントを変更する。また、アンチエイリアス スムーズフォントをstandardに変更しておいたほうが文字が見やすくなるかもしれない(個人差あり)。

プラグインをインストールできるようにする

jEditのメニューバー > ユーティリティ > グローバル オプション > プラグインマネージャ > ミラーリストの更新

をクリック、ミラーの一覧が表示されたら、

Asia: Japan Advanced Institute of Science and Technology(Nomi, Japan)

をクリック、適用ボタンをクリックする。

タブ機能を利用する

jEditは初期設定ではファイルを複数開いて切り替える場合プルダウンメニューを用いるが、他の多くのテキストエディターのようにタブでファイルを切り替えたい場合はプラグインをインストールする。

jEditのメニューバー > プラグイン > プラグイン マネージャ

をクリックして設定ウィンドウを開き、インストールタブをクリック、BufferTabsチェックボックスをクリックしてチェックを入れ、インストールボタンをクリックする。インストールされるとすぐにjEditにタブ機能が追加される。

BufferTabsの設定を変更したい場合は、

jEditのメニューバー > プラグイン > プラグイン オプション

をクリックして設定ウィンドウを開く。

HTMLエディター機能を利用する

HTMLのタグ補完機能などが欲しい場合はXMLプラグインをインストールする。

jEditのメニューバー > プラグイン > プラグイン マネージャ

をクリックして設定ウィンドウを開き、インストールタブをクリック、XMLチェックボックスをクリックしてチェックを入れ、インストールボタンをクリックする。

ランチャーのアイコンが二重になるバグに対応する

Ubuntu UnityでランチャーにjEditを登録している状態でjEditを起動すると、ランチャーにjEditのアイコンが2つ表示される場合があるので、端末で以下のコマンドを実行して対策しておく。

sudo sed -i '/StartupWMClass/d' /usr/share/applications/jedit.desktop 
echo 'StartupWMClass=jedit' | sudo tee -a /usr/share/applications/jedit.desktop 

通知領域にjEditのアイコンを表示しないようにする

Ubuntu UnityだとjEditのアイコンの背景が透過されず見栄えが悪いので非表示にしておく。

jEditのメニューバー > ユーティリティ > グローバル オプション > 外観 > システムトレイアイコンを表示

をクリックしてチェックを外し、適用ボタンをクリックする。



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