Ubuntu 18.04 でアプリケーションを指定したワークスペースに起動する

Auto Move Windows 拡張機能を追加すると、特定のアプリケーションのウィンドウを常に任意のワークスペースで開くようにする事ができる。

目次

インストール方法

chrome-gnome-shellGNOME Shell integration – Firefox 向けアドオン をインストールした状態で Auto Move Windows - GNOME Shell Extensions にアクセスし、ページ右側辺りにある OFF ボタンをクリックして ON にする。

使い方

Installed Extensions - GNOME Shell Extensions にアクセスして Auto Move Windows の右側にある青色のボタンをクリックして設定ウィンドウを開き、ルールを追加ボタンをクリック、

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インストールされているアプリケーションの一覧が表示されるので、任意のアプリケーションをクリックして選択し、起動したいワークスペースの番号を指定した後、ヘッダーバーの追加ボタンをクリックする。

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ワークスペース番号は後から変更可能。

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ゴミ箱ボタンで設定を削除できる。

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バグについて

特定のアプリを起動すると勝手にワークスペースが切り替わる

例えば Google ChromeVivaldi、Foxit Reader といったアプリをワークスペース2に起動するよう設定した状態で、ワークスペース1でそれらのアプリを起動すると、アプリが起動した直後に自動的にワークスペース2へと切り替わる。

Java アプリを起動するとアクティブなアプリのフォーカスが失われる

Java アプリをワークスペース2に起動するよう設定した状態で、ワークスペース1でそのアプリを起動すると、アプリが起動した直後に現在フォーカスがあるアプリが非フォーカスになる (タイトルバーが灰色になる)。

一部のアプリは指定したワークスペースではなく現在のワークスペースで起動する

aobook や QtGain 1.0.0 などのアプリはワークスペースを指定しても現在のワークスペースで起動する。