Ubuntu 16.04/16.10を軽量化する(Low Graphics Mode編)

Ubuntu 16.04.1と16.10のUnityではLow Graphics Modeというものが利用できるようになったらしい。

何か不要な設定を無効化して軽量化してるっぽい。

上記の記事ではCompizConfig 設定マネージャで、プロファイルを unity-lowgfx に変更するように書かれているが、私のデスクトップPCにインストールした16.10には unity-lowgfx なんて無かった。が、VirtualBoxにインストールした16.04.1にはあったので、そちらの設定を16.10にインポートしてみた。

まず、以下のページからunity-lowgfx.profileをダウンロードする。

次にCompizConfig 設定マネージャをインストールする。

sudo apt install compizconfig-settings-manager 

CompizConfig 設定マネージャを起動して設定をクリック、

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「別名でインポート」ボタンをクリック、

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先程ダウンロードしたunity-lowgfx.profileを選択して、適当な名前を入力、

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「追加」ボタンをクリックして、一旦ログアウト、ログインし直すと設定が反映される。なおプロファイルを変更すると、それまでに変更していたUnityの設定はリセットされるので注意。

元の設定に戻したい場合は、プロファイルを Unity に戻した後、ログアウトしてログインし直せばOK。

また、Unityの設定を完全に初期化したい場合は、端末で、

rm ~/.compiz/session/* 
rm -rf ~/.config/compiz-1/ 
dconf reset -f /org/compiz/ && setsid unity 

と実行してログアウトすれば多分OK。