Ubuntu 18.04の文字がはみ出るバグを何とかする

※2019年8月14日、ファイルへのリンクを修正 (バージョンUP)。
※2018年5月18日、ドキュメントビューアー (evince) が起動しなくなる不具合を修正。
※2018年5月13日、css で Roboto を指定しているサイト (gigazine.net など) で数字の表示が変になる不具合を修正。
※16時38分、インストール用コマンドを dpkg から apt を使うように変更。dpkg だとエラーが出たorz
※14時45分、書き忘れてたことをいくつか追記。



Ubuntu 18.04には、デフォルトのフォントがTakaoゴシックからNoto Sans CJK JPに変わった影響で、一部のアプリケーションで文字が正常に表示されないバグがあります。

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これを何とかしてみようと思ってパッケージを作成してみました。

以下のdebファイルをダウンロードし、ダブルクリックしてインストールします。

コマンドを使用する場合は以下を実行します。

sudo echo && wget https://sicklylife.jp/ubuntu/1804/change-topbar-colon-extend_10_all.deb && sudo apt install -y ./change-topbar-colon-extend_10_all.deb && rm change-topbar-colon-extend_10_all.deb 

debファイルのソースはこちら

インストール中にフォントキャッシュが更新される影響で、インストールするのにやや時間がかかります (数分から十数分ほど)。また、一時的にフリーズしたような感じになるかもしれません。さらに、なぜかFirefoxのプロセス (FirefoxとWeb content) のCPU使用率が上昇するので、Firefoxは終了しておいた方がいいかもしれません。

インストール後、Ubuntuを再起動すると文字がはみ出なくなります。

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元に戻す場合はchange-topbar-colon-extendをアンインストールするか、change-topbar-colonをインストールしてください。

sudo apt remove change-topbar-colon-extend 

※追記ここから。
change-topbar-colon-extendの中身はchange-topbar-colonとほぼ同じです (トップバーの : の幅が代わるとか、カラー絵文字対応とか)。また、change-topbar-colon-extendとchange-topbar-colonは共存できないようにしてあります。片方をインストールすると、もう片方がアンインストールされます。