Ubuntu で Google Chrome のリポジトリのエラーに対処する (リポジトリ情報変更編)

以前、

というような記事を書いたが、またリポジトリ情報のダウンロードに失敗しました。インターネット接続を確認してください。というエラーが出たので、

f:id:sicklylife:20181018200309p:plain

端末を起動し sudo apt update というコマンドを実行してエラーの内容を確認したところ、

sudo apt update 

省略

E: Repository 'http://dl.google.com/linux/chrome/deb stable Release' changed its 'Origin' value from 'Google, Inc.' to 'Google LLC'
N: This must be accepted explicitly before updates for this repository can be applied. See apt-secure(8) manpage for details.
Do you want to accept these changes and continue updating from this repository? [y/N] 

と表示された。とりあえず yEnter で利用継続。

'Origin' の値が 'Google, Inc.' から 'Google LLC' に変更されたらしい。前回の記事の時は 'Label' value の変更だったが今回は 'Origin' value… Origin って何ぞ…

しかしまあ Chromeリポジトリは利用者多そうなのに割と何度もエラー出してるのな。

Windows で使用している Thunderbird のプロファイルを Ubuntu にコピーして使用すると Thunderbird がパスワードを保存してくれないので何とかしてみた

※2020年11月18日、このバグは直ったそうです。コメントありがとうございます。

まず先に結論。プロファイルフォルダーにある pkcs11.txt を削除してから Thunderbird を起動すればOK。

UbuntuThunderbird が 60.2.1 にアップグレードされたので Windows 10 で使用している Thunderbird のプロファイルを Ubuntu 18.04 にコピーして動作を確認しようとしたら、メール受信時に何故かパスワードを要求されたうえに、パスワードを入力して パスワードマネージャーにこのパスワードを保存する にチェックを入れてもメールを受信できず、端末から Thunderbird を起動してエラーメッセージを確認してみたところ、

[calBackendLoader] Using Thunderbird's builtin libical backend
JavaScript error: jar:file:///usr/lib/thunderbird/omni.ja!/components/crypto-SDR.js, line 179: NS_ERROR_FAILURE: Couldn't decrypt string
JavaScript error: jar:file:///usr/lib/thunderbird/omni.ja!/components/crypto-SDR.js, line 84: NS_ERROR_ABORT: User canceled master password entry

というようなエラーメッセージが出ていた。ググってみると以下のフォーラムが引っかかり、

何が書いてあるのかさっぱり分からなかったが、どうやらプロファイルフォルダーにある pkcs11.txt を削除すればいいらしい事が分かったので、~/.thunderbird/Profiles/*.default/pkcs11.txt を削除してから Thunderbird を起動してみたところ問題なくメールの受信ができるようになった。

ちなみに pkcs11.txt の中身の違いは以下のようになっている。

# Windows
parameters=configdir='sql:C:\\Users\\ユーザー名\\AppData\\Roaming\\THUNDE~1\\Profiles\\プロファイル名.DEF'

# Ubuntu
parameters=configdir='sql:/home/ユーザー名/.thunderbird/Profiles/プロファイル名.default'

Ubuntu 18.10 に Shutter をインストールする

リポジトリから消えているので PPA を追加する必要あり。

sudo add-apt-repository -y -n ppa:ubuntuhandbook1/shutter 
sudo apt update 
sudo apt install shutter 

Ubuntu 18.04 ユーザーから収集した統計情報が公開されたらしい

Ubuntu 18.04 から初回ログイン時にデータ収集の可否についての設定項目が表示されるようになったが、集めたインストール時のデータが Ubuntu のサイトで公開されたそうな。

Clean install or upgrade?
Clean Install 80%

だよね。私もクリーンインストール派。

What language do they use?
Others 5%

まあ日本人は少ないよね…

Popular screen sizes
1920x1080 28%
1366x768 25%
800x600 11%

これデスクトップは1920x1080、ノートは1366x768が多く、仮想マシンは800x600で使ってる人が多いってことか。

Size of RAM (GB)
1-4 51%

4GB で足りるのか。私の PC はメモリ 8GB だけど今システムモニターでメモリ確認したら丁度 4GB 使用中だった。FirefoxGNOME Shell メモリ食いすぎ。

Users who auto-login on start-up
29%

意外と多い。パスワード入力が面倒なのは分かる。

何かメモリ買いたくなった。次の PC 買う時は最低でも 12GB はメモリ積みたい。

Ubuntu 18.10 公開

されました。

日本国内のミラーは以下。

理研から落としたら11MB/sぐらい出てました。速い。

今回もいつものページを作成したのでよければ参考にどうぞ。

Converseen と Notepadqq の日本語訳を更新してもらった件

画像一括変換アプリの Converseen と、Notepad++ ライクなテキストエディター Notepadqq の日本語訳をマージしていただきました。