Windows で使用している Thunderbird のプロファイルを Ubuntu にコピーして使用すると Thunderbird がパスワードを保存してくれないので何とかしてみた

まず先に結論。プロファイルフォルダーにある pkcs11.txt を削除してから Thunderbird を起動すればOK。

UbuntuThunderbird が 60.2.1 にアップグレードされたので Windows 10 で使用している Thunderbird のプロファイルを Ubuntu 18.04 にコピーして動作を確認しようとしたら、メール受信時に何故かパスワードを要求されたうえに、パスワードを入力して パスワードマネージャーにこのパスワードを保存する にチェックを入れてもメールを受信できず、端末から Thunderbird を起動してエラーメッセージを確認してみたところ、

[calBackendLoader] Using Thunderbird's builtin libical backend
JavaScript error: jar:file:///usr/lib/thunderbird/omni.ja!/components/crypto-SDR.js, line 179: NS_ERROR_FAILURE: Couldn't decrypt string
JavaScript error: jar:file:///usr/lib/thunderbird/omni.ja!/components/crypto-SDR.js, line 84: NS_ERROR_ABORT: User canceled master password entry

というようなエラーメッセージが出ていた。ググってみると以下のフォーラムが引っかかり、

何が書いてあるのかさっぱり分からなかったが、どうやらプロファイルフォルダーにある pkcs11.txt を削除すればいいらしい事が分かったので、~/.thunderbird/Profiles/*.default/pkcs11.txt を削除してから Thunderbird を起動してみたところ問題なくメールの受信ができるようになった。

ちなみに pkcs11.txt の中身の違いは以下のようになっている。

# Windows
parameters=configdir='sql:C:\\Users\\ユーザー名\\AppData\\Roaming\\THUNDE~1\\Profiles\\プロファイル名.DEF'

# Ubuntu
parameters=configdir='sql:/home/ユーザー名/.thunderbird/Profiles/プロファイル名.default'