Ubuntu 18.04 / 16.04 で時刻合わせの設定を変更する
Ubuntuでは15.04まではntpdateを使って時刻の同期が行われていたのだが、15.10からntpdateが標準でインストールされなくなったので、どうなってるのか色々調べた所、どうやらUbuntu 15.10からはntpdateを使わずにSystemdの機能を使って時刻の同期を行っているらしい、ということが分かった。初期設定では時刻の同期にntp.ubuntu.comというサーバーが使われているので、それをNICTのサーバーに変更してみた。
端末を起動し、
sudo sed -i 's/#NTP=/NTP=ntp.nict.jp/g' /etc/systemd/timesyncd.conf
と実行した後Ubuntuを再起動すれば、時刻の同期にntp.nict.jpが使われるようになる。ちゃんと同期出来ているかどうかは以下のコマンドで確認できる。
systemctl -l status systemd-timesyncd
関連 : systemd-timesyncd - ArchWiki
関連 : 普段使いのArch Linux: Arch Linuxで時刻同期 | NTP, systemd-timesyncd
Ubuntu 15.10でシャットダウンに時間がかかる場合の対処法
Ubuntu 14.04.3でlanguage-pack-jaをアップデートできないバグに対応する
現在Ubuntu 14.04には依存関係が壊れていてlanguage-pack-jaをアップデートできないバグがある。そのうち修正されるだろうと思っていたら、意外と時間がかかっているようなので自力で何とかしてみた。
端末で、
sudo apt-get purge language-pack-ja wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/l/language-pack-ja/language-pack-ja_14.04+20150804_all.deb wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/l/language-pack-ja-base/language-pack-ja-base_14.04+20150804_all.deb wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/l/language-pack-gnome-ja/language-pack-gnome-ja_14.04+20150804_all.deb wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/l/language-pack-gnome-ja-base/language-pack-gnome-ja-base_14.04+20150804_all.deb sudo dpkg -i language-pack-*.deb sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja rm language-pack-*.deb
と実行したらアップデートできたっぽい。
Ubuntu 16.04のAlt + 半角/全角でウィンドウのサムネイルがチラつく問題を解消する
Ubuntu 16.04ではAlt + 半角/全角キーで同一アプリケーションのウィンドウを切り替えることが出来るが、ビデオカードがRADEONかつドライバーがデフォルトのオープンソース版(非fglrx)の場合、Alt + 半角/全角キーを押してウィンドウの一覧を表示させると、ウィンドウのサムネイルとサムネイルの枠の影がチラつくバグがあるので若干使いづらい(fglrxだと問題ないので恐らくオープンソースドライバーのバグ)。
どうにかならんものかとググったり設定を弄ったりしていた所、ちょっと設定を変更するだけでチラつかなくなる事が判明した。
CompizConfig設定マネージャーを起動し、Open GL PluginのFramebuffer objectをクリックしてチェックを外して無効にすると、前述のチラつきが無くなった。
Ubuntu に最新の Flash Player をインストールする
※2018年5月1日、Ubuntu 18.04 で確認。
※2017年2月19日、Ubuntu 16.04 で確認。
adobe-flashplugin をインストールする事で Chromium 用の Flash と Firefox 用の Flash の両方を利用できるようになる。
前準備 (Ubuntu 18.04の場合)
画面左上の「アクティビティ」をクリック、ソフトウェアと入力、表示された「ソフトウェアとアップデート」をクリックして起動、「他のソフトウェア」タブをクリック、「Canonical パートナー」をクリックして選択、「編集」ボタンをクリック、何もせず「OK」ボタンをクリック、パスワードを入力、「Canonical パートナー」のチェックボックスをクリック、「閉じる」ボタンをクリック、「再読込」ボタンをクリックする。
前準備 (Ubuntu 16.04の場合)
ランチャーの「システム設定」をクリック、「ソフトウェアとアップデート」をクリックして起動、「他のソフトウェア」タブをクリック、「Canonical パートナー」のチェックボックスをクリック、「閉じる」ボタンをクリック、「再読込」ボタンをクリックする。
インストール方法
端末を起動して以下を実行する。
sudo apt-get install adobe-flashplugin
あとはブラウザーを起動して Adobe Flash Player のバージョンテストのページ にアクセスしてバージョンを確認する。
アップデートについて
「ソフトウェアの更新」で自動的にアップデートできる。
Ubuntu の LibreOffice を最新版にアップデートする
端末で以下のコマンドを実行すると最新バージョンにアップデートできる。
sudo add-apt-repository ppa:libreoffice/ppa sudo apt-get update sudo apt-get dist-upgrade
Adobe製フリーフォント「源ノ角ゴシック Code JP(Source Han Code JP)」が公開
プログラミング用の等幅フォントであるSource Code Proと、源ノ角ゴシックを組み合わせたSource Han Code JP(源ノ角ゴシック Code JP)というフォントが公開されたらしい。
Source Han Code JP
大抵の等幅フォントはフォントサイズを1.5の倍数にすると全角文字と半角文字が1:2で表示されるはずだが、このフォントは2:3になっているらしい。