Ubuntu 18.04 / 16.04 で時刻合わせの設定を変更する

Ubuntuでは15.04まではntpdateを使って時刻の同期が行われていたのだが、15.10からntpdateが標準でインストールされなくなったので、どうなってるのか色々調べた所、どうやらUbuntu 15.10からはntpdateを使わずにSystemdの機能を使って時刻の同期を行っているらしい、ということが分かった。初期設定では時刻の同期にntp.ubuntu.comというサーバーが使われているので、それをNICTのサーバーに変更してみた。

端末を起動し、

sudo sed -i 's/#NTP=/NTP=ntp.nict.jp/g' /etc/systemd/timesyncd.conf 

と実行した後Ubuntuを再起動すれば、時刻の同期にntp.nict.jpが使われるようになる。ちゃんと同期出来ているかどうかは以下のコマンドで確認できる。

systemctl -l status systemd-timesyncd 

関連 : systemd-timesyncd - ArchWiki
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