Ubuntu 17.10のLeafpadには文字列を置換できないバグがある
普段テキストビューアーとしてしか使ってなかったので気付かなかった。
再現方法。
まず複数の「a」が書かれたテキストファイルを用意。
次に「aa」を「ああ」に置換。
すると「aa」は置換されずに残り、「aa」の後ろに「ああ」が挿入される。
Firefoxのppaを分割した件
※Firefox 58がリリースされたため、以下のppaは用済みとなりました。
以前の記事で、
1つのppaに16.04用と17.10用のパッチ適用済みFirefoxをアップロードした所、容量不足で新規アップロードができなくなりました。
/(^o^)\
ので新しいppaを作成してそっちに最新バージョンをアップロードしました。
16.04用
17.10用
ppaの容量は2GBなのですが、17.10用のFirefoxをアップしたらソースとバイナリの合計で1.4GiBだそうです…
以前のppaも今あるバイナリを一旦削除して、容量が空いたら最新版をコピーして、しばらくは維持します。18.04が出る頃には廃止すると思いますが。
UbuntuのFirefox 57でマウスジェスチャーアドオンを利用する方法
※2018年1月24日、Firefox 58がリリースされたため、以下のppaは追加しなくてもよくなりました。
※2018年1月12日、Launchpad.netのメンテナンスが終了し、パッチを当てたFirefoxが無事ビルドされたようです。
※2017年11月18日〜19日、ちょっと書き直し。
※2017年11月16日、ppaの容量が一杯になったため、ppaを分割しました。
※2017年11月12日、下記のパッチを適用するとFoxy GesturesだけでなくGesturefyというマウスジェスチャー拡張機能もLinuxで動作するようになるようです。
目次
はじめに
今月14日にリリースされたFirefox 57から、Firefoxのメジャーなマウスジェスチャー拡張機能であるFireGesturesが使えなくなりました。
FireGesturesの代替拡張機能であるGesturefyやFoxy Gesturesは、残念なことにMacとLinuxのFirefoxでは正常に動作しない状態になっています。
LinuxのFirefoxでマウスジェスチャーアドオンを正常に動作させるパッチは存在するものの、公式のFirefoxにもUbuntuが配布しているFirefoxにもまだ取り込まれていません。
※2017年12月2日、Firefox 58の開発版にパッチが取り込まれたため、来年1月にリリース予定のFirefox 58からMacとLinuxでも普通にマウスジェスチャーを利用できるようになります。
現状ではUbuntuのFirefoxでマウスジェスチャーを利用するには自分でFirefoxにパッチを当ててビルドし直す必要があるのですが、Firefoxのビルドは手間と時間がかかるため、ppaにパッチを適用済みのFirefoxをアップロードしました。
パッチを適用したFirefoxのインストール方法
Firefoxを起動している場合は一旦終了してから、端末を起動して以下のコマンドを実行してください。
Ubuntu 16.04の場合
sudo add-apt-repository -y ppa:sicklylife/firefox-gestures-xenial
sudo apt update
sudo apt upgrade
Firefoxの設定
Firefoxを起動し、アドレスバーにabout:configと入力してEnter、危険性を承知の上で使用するをクリック、
検索欄にonreleaseと入力して、表示されたinput.contextMmenu.onReleaseをダブルクリックして値をtrueにします。
これでFirefoxのコンテキストメニュー(右クリックメニュー)が、マウスボタンを離した時に表示されるようになり、マウスジェスチャーが正常に動作するようになります。
Gesturefyを利用する
Firefoxで以下のページにアクセスしてFirefox へ追加をクリック、
追加したらFirefoxのツールバーの≡ → アドオン → 拡張機能 → Gesturefy → 設定で設定を行います。
ジェスチャーのマウスボタンの設定の所に On Linux and MacOS the right mouse button is currently not working. と書かれてあるものの、上述のパッチを当てたFirefoxをインストールしている場合は問題なく動作します。
各設定は日本語化されています。
qpdfviewを日本語化してみた
タブ型PDFビューアーのqpdfviewを日本語化してppaにアップロードしてみた。Ubuntu 16.04と17.10用。
sudo add-apt-repository ppa:sicklylife/ppa sudo apt-get update sudo apt install qpdfview
Ubuntu 18.04 の天気アプリを日本語化する
↑この記事の続き。
天気アプリは日本語化されていないので日本語化してみた。
端末で以下を実行。
sudo add-apt-repository ppa:sicklylife/libgweather-ja sudo apt update sudo apt upgrade
その後ログインし直すか、Alt + F2 → r → EnterキーでGNOME Shellを再起動すると日本語化される。
余談。天気アプリ自体(gnome-weather)や利用しているライブラリ(libgweather)は一応日本語化されているのだが、gnome-weatherとlibgweatherとのやり取りでロケールを考慮していない感じ?言語ファイル弄っても日本語化されないのでlibgweatherのソースを弄る形で無理やり日本語化した。ソース弄ると不具合出るかもしれないから極力弄りたくないのだけれども…
関連:https://launchpad.net/~sicklylife/+archive/ubuntu/libgweather-ja
MacとLinuxのFirefox 57ではマウスジェスチャーを利用できなくなる可能性
※2017年12月2日、Firefox 58からMacとLinuxでもマウスの右ボタンでマウスジェスチャーが出来るようになるようです。
※2017年11月17日、Mac用のパッチが投稿されたようです。
※2017年11月11日、LinuxのFirefox 57では一応GesturefyとFoxy Gesturesが使えるようになりました。
今月14日にFirefox 57が公開予定ということで開発版を試用してみているのだが、どうもFirefox 57ではマウスジェスチャー拡張機能が動作しないかもしれない様子。
Windowsでは右クリックメニューはマウスボタンを離した時に表示されるが、LinuxとMacではマウスボタンを押した時に表示されるので、その違いによってマウスジェスチャーが動作しないという事らしい?
メジャーな拡張機能であるFireGesturesは、LinuxやMacでもボタンを離した時に右クリックメニューを表示するようにして動作していたが、今の所WebExtensionsではその機能は利用できず、パッチは存在するもののFirefox 57に取り込まれるかどうかはまだ不明っぽいFirefox 57には間に合いませんでした。
Ubuntu 18.04 のカレンダーの下に天気を表示する
※2017年11月6日、少し修正。
※2017年11月4日、日本語化について追記。
Ubuntu 18.04 / 17.10 のトップバーにある時計をクリックするとカレンダーが表示されるが、Weatherというアプリをインストールするとカレンダーの下に天気を表示することができる。
Dockの「ソフトウェア」を起動してweatherまたは天気で検索すると該当アプリが表示されるので、クリックしてインストールする。
コマンドでインストールする場合は以下を実行する。
sudo apt install gnome-weather
インストールしたら一旦Ubuntuを再起動する。
再起動後、トップバーの時計をクリックすると場所を選択する...と表示されているので、そこをクリック、
ウィンドウが表示されるので都市名をローマ字で入力、
例えばtokyoと入力すると東京,日本というポップアップが表示されるのでそれをクリックすると、東京の天気が表示されるようになる。
また、そこをクリックするとウィンドウが開き、5日後までの天気予報が表示される。
そのままだとリモートホストによっては全然違う場所の天気が表示される場合があるので、天気アプリのヘッダーバーの場所をクリック、自動位置検出をクリックしてオフにしておく。
デフォルトの状態だと日本語化されておらず英語で表示される。日本語化する場合はppaを追加する必要がある。
端末で以下を実行する。
sudo add-apt-repository ppa:sicklylife/libgweather-ja sudo apt update sudo apt upgrade
その後ログインし直すか、Alt + F2 → r → EnterキーでGNOME Shellを再起動すると日本語化される。