Ubuntu 18.04 の天気アプリを日本語化する
↑この記事の続き。
天気アプリは日本語化されていないので日本語化してみた。
端末で以下を実行。
sudo add-apt-repository ppa:sicklylife/libgweather-ja sudo apt update sudo apt upgrade
その後ログインし直すか、Alt + F2 → r → EnterキーでGNOME Shellを再起動すると日本語化される。
余談。天気アプリ自体(gnome-weather)や利用しているライブラリ(libgweather)は一応日本語化されているのだが、gnome-weatherとlibgweatherとのやり取りでロケールを考慮していない感じ?言語ファイル弄っても日本語化されないのでlibgweatherのソースを弄る形で無理やり日本語化した。ソース弄ると不具合出るかもしれないから極力弄りたくないのだけれども…
関連:https://launchpad.net/~sicklylife/+archive/ubuntu/libgweather-ja
MacとLinuxのFirefox 57ではマウスジェスチャーを利用できなくなる可能性
※2017年12月2日、Firefox 58からMacとLinuxでもマウスの右ボタンでマウスジェスチャーが出来るようになるようです。
※2017年11月17日、Mac用のパッチが投稿されたようです。
※2017年11月11日、LinuxのFirefox 57では一応GesturefyとFoxy Gesturesが使えるようになりました。
今月14日にFirefox 57が公開予定ということで開発版を試用してみているのだが、どうもFirefox 57ではマウスジェスチャー拡張機能が動作しないかもしれない様子。
Windowsでは右クリックメニューはマウスボタンを離した時に表示されるが、LinuxとMacではマウスボタンを押した時に表示されるので、その違いによってマウスジェスチャーが動作しないという事らしい?
メジャーな拡張機能であるFireGesturesは、LinuxやMacでもボタンを離した時に右クリックメニューを表示するようにして動作していたが、今の所WebExtensionsではその機能は利用できず、パッチは存在するもののFirefox 57に取り込まれるかどうかはまだ不明っぽいFirefox 57には間に合いませんでした。
Ubuntu 18.04 のカレンダーの下に天気を表示する
※2017年11月6日、少し修正。
※2017年11月4日、日本語化について追記。
Ubuntu 18.04 / 17.10 のトップバーにある時計をクリックするとカレンダーが表示されるが、Weatherというアプリをインストールするとカレンダーの下に天気を表示することができる。
Dockの「ソフトウェア」を起動してweatherまたは天気で検索すると該当アプリが表示されるので、クリックしてインストールする。
コマンドでインストールする場合は以下を実行する。
sudo apt install gnome-weather
インストールしたら一旦Ubuntuを再起動する。
再起動後、トップバーの時計をクリックすると場所を選択する...と表示されているので、そこをクリック、
ウィンドウが表示されるので都市名をローマ字で入力、
例えばtokyoと入力すると東京,日本というポップアップが表示されるのでそれをクリックすると、東京の天気が表示されるようになる。
また、そこをクリックするとウィンドウが開き、5日後までの天気予報が表示される。
そのままだとリモートホストによっては全然違う場所の天気が表示される場合があるので、天気アプリのヘッダーバーの場所をクリック、自動位置検出をクリックしてオフにしておく。
デフォルトの状態だと日本語化されておらず英語で表示される。日本語化する場合はppaを追加する必要がある。
端末で以下を実行する。
sudo add-apt-repository ppa:sicklylife/libgweather-ja sudo apt update sudo apt upgrade
その後ログインし直すか、Alt + F2 → r → EnterキーでGNOME Shellを再起動すると日本語化される。
Ubuntu 18.04 / 17.10 の Ubuntuソフトウェア には検索結果が表示されないバグがある
Ubuntu 16.04でdebファイルをインストールできないバグがもうすぐ修正される
現在のUbuntu 16.04にはdebファイルをダブルクリックしてもインストールできないバグがあり、例えばGoogle Chromeをインストールする際にdebファイルをダウンロード → コマンドでインストール、という手順を踏まなければならないようになっている。
このバグはどうも7月ぐらいに配信された gnome-software 3.20.5-0ubuntu0.16.04.5 のバグのようで(Bug #1708936)、3.20.5-0ubuntu0.16.04.6 で修正されたのだが、9月21日頃にアップされたアップデータがようやくユーザーに配信される段階になったらしい。
しかしPhasedUpdatesにより一部のユーザーにしか配信されていない状態らしく、Ubuntu 16.04で「ソフトウェアの更新」を実行してもアップデートされず、端末で sudo apt dist-upgrade を実行すれば、
test@test-VirtualBox:~$ sudo apt dist-upgrade パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 アップグレードパッケージを検出しています... 完了 以下のパッケージはアップグレードされます: gnome-software gnome-software-common ubuntu-software アップグレード: 3 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。 2,769 kB 中 0 B のアーカイブを取得する必要があります。 この操作後に追加で 0 B のディスク容量が消費されます。 続行しますか? [Y/n]
とアップデートが表示される状態になっている。
Ubuntuでdebファイルをダブルクリックでインストールする機会ってあんまり無いけれども、割と使っている人が多いであろうGoogle Chromeを簡単にインストールできないのはちょっとアレなので早く「ソフトウェアの更新」でアップデートできる状態になればいいなと思ったりした。
Ubuntu 17.10でFirefoxのスクロールバーの表示が何か変なのを直す
※2017年12月3日、更新。
の続き。
Ubuntu 17.10でも17.04の時と同様にFirefoxのスクロールバーがおかしいので直してみた。端末で、
sudo echo && wget https://launchpad.net/~sicklylife/+archive/ubuntu/testing/+files/light-themes_16.10+17.10.20171115-0ubuntu1+sicklylife~ppa1_all.deb && sudo dpkg -i light-themes_16.10+17.10.20171115-0ubuntu1+sicklylife~ppa1_all.deb && rm light-themes_16.10+17.10.20171115-0ubuntu1+sicklylife~ppa1_all.deb
と実行して修正版のテーマをインストールした後、ログインし直すと、
こんな風にスクロールバーが太くなる。Firefox以外のアプリでも太くなる。元に戻す場合は、
sudo echo && wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/main/u/ubuntu-themes/light-themes_16.10+17.10.20171115-0ubuntu1_all.deb && sudo dpkg -i light-themes_16.10+17.10.20171115-0ubuntu1_all.deb && rm light-themes_16.10+17.10.20171115-0ubuntu1_all.deb
と実行して元のバージョンのテーマをインストールし直した後、ログインし直せば元に戻る。