Ubuntu Cleanerを日本語化してみた件

昨年の12月に複数のブログでUbuntu Cleanerという新しいシステムクリーナーアプリの記事を見かけた。

見た目がUbuntu Tweakに似てるなーと思っていたら、どうやらUbuntu Tweakのforkらしい。

ソースを見たらGUIのテキストがUbuntu Tweakからのコピペだったので、Ubuntu Tweakの日本語訳をコピペして日本語化してみようとしたところ、Ubuntu Cleanerは多言語化に対応していなかった、というか中途半端な状態だった。

ので、ググって調べてみたら日本語化するだけならまぁそんなに難しくなさそうだったので日本語化してみた。

↑このdebファイルをダウンロードし、ダブルクリックしてインストール、Dashから起動すれば日本語化されたUbuntu Cleanerが起動するはず。

debファイル直リンでない配布ページはこちら。

Pythonやsetup.pyに関する知識が皆無な状態で弄ったので、日本語化方法が少々不格好ではあるが、いちおう日本語化は出来たので良しとしておこう。

Ubuntu 16.10で通知領域のアイコンがピクピク動くのを何とかする その2

fcitxのソースを修正してアイコンの挙動を16.04の頃と同じにしたパッケージをppaにアップロードしてみた。
端末で、

sudo add-apt-repository ppa:sicklylife/ppa 
sudo apt update 
sudo apt upgrade 

と実行した後、Ubuntuを再起動すればfcitxのインジケーターアイコンが昔と同じになる。

関連

Ubuntuでp7zip-fullをインストールしてもzipが文字化けしないようにする

Ubuntuでは、Windowsで作成した日本語を含むzipファイルを展開すると文字化けを起こしてしまうが、Ubuntu Japanese Teamのリポジトリを追加しておくと文字化けせずにzipファイルを展開できるようになる。

# 16.04の場合
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - 
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - 
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/xenial.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list 
sudo apt update 
sudo apt upgrade 
sudo apt install ubuntu-defaults-ja 

しかし7zファイルを作成/展開するためにp7zip-fullをインストールすると再び文字化けを起こすようになってしまう。これはUbuntuアーカイブマネージャー(File Roller)の仕様で、p7zip-fullがインストールされている環境ではzipの展開にp7zip-fullを使用するようになっているためで、回避するには機能が省かれたp7zipの方をインストールすればOKなのだが、p7zip-fullの方を使いたいしzipの文字化けも回避したいという人もいるのではないかと思ったので、File Rollerのソースを弄って文字化けしないようにしてみた。

端末で、

sudo add-apt-repository ppa:sicklylife/ppa 
sudo apt update 
sudo apt upgrade 

と実行すれば修正されたバージョンにアップデートされる。

↑こちらの記事を参考にさせていただきました。

UbuntuとWindowsでファイルを書き込む際にドライブ上にどのように配置されるか比較してみた

※2016年12月27日、追記と若干の書き直し。
※追記。日本語に翻訳された記事は消えていたが、元の英語のページは残っていた → Why doesn't Linux need defragmenting?


以前、Windowsではファイルは連続して保存され、Linuxではディスクドライブ全体に分散されるように保存される、というような内容の記事を見た覚えがあったので、探してみたのだけれども既に消えていて、

一部を引用したページのみが見つかった。

↑の記事より引用。

Windows(FAT、NTFS?)は全てのファイルが隣り合うように配置するので、断片化しやすい
Linuxは散らばらせて配置するので、空き容量に余裕があるなら断片化は気にしなくてよい

Windowsに関してはデフラグツールを使えばファイルがパーティションのどの辺りに保存されているか一目瞭然だけど、Linuxだと分かりやすいGUIツールが無いので、本当に散らばらせて配置されているのか確認のしようがないなと思っていたのだが、よく考えたら最近のLinuxWindowsのNTFSに書き込めるし、Linuxで書き込んでWindowsで確認すればいいんじゃないかという事に気がついたので、実際にNTFSでフォーマットされたパーティションUbuntuから書き込んで、ファイルがどんな風に配置されるか確かめてみた。

Ubuntuでファイルをコピーして確認

  1. まずWindows 10でVドライブをNTFSで(クイックフォーマットでは無い方で)フォーマット。
  2. 次にUbuntu 16.10でホームフォルダーをVドライブへコピー(約3.5GiB、ファイル総数約96,000。コピーにはsnowcpを使用)。
  3. Windows 10でDefragglerを使ってVドライブを解析。

すると以下のように表示された。

f:id:sicklylife:20161225200539p:plain

パーティションの先頭部分以外に分散して書き込まれているが、思った以上に断片化している。しかし断片化が起こっていると言っても、その殆どが断片数が2なので、激しい断片化は起こっていない様子。最も断片化したファイルのサイズは約200MBで、断片数は7だった。

Windowsでファイルをコピーして確認

  1. VドライブにコピーしたホームフォルダーをWindows 10で別のHDDに移動。
  2. Windows 10で再びVドライブをNTFSで(クイックフォーマットでは無い方で)フォーマットし直し。
  3. 移動させたホームフォルダーを再びVドライブにコピー(コピーにはFastCopyを使用)。
  4. Defragglerを使ってVドライブを解析。

すると以下のように表示された。

f:id:sicklylife:20161225201403p:plain

パーティションの先頭部分にまとめて書き込まれている。ファイルの断片化は起こっていないが、$UsnJrnlの断片数が100を超えていた。

両者を比較してみて

ファイルを書き込む際に「Windowsは全てのファイルが隣り合うように配置」し、「Linuxは散らばらせて配置する」ことが確認できた。

NTFSはLinuxのfallocateに未対応なのでLinuxから書き込むとファイルの断片化が起きたが、ext4やXFSといったLinuxネイティブのファイルシステムなら断片化はもっと起こりにくいはず。

ただ分散して配置するということは逆に空き領域の断片化が起こっているということなので、パーティションの使用率が上がれば上がるほどファイルサイズの大きなファイルを書き込む際に断片化しやすくなる。

ファイル倉庫的な使い方(一度書き込んだファイルは編集しないし消さない)をするならWindowsのファイルの配置方法の方が良いような気がする。

VirtualBoxにUbuntu 16.04をインストールした後にやること

※2016年11月29日、ディスプレイの設定を追加。

↑この記事の続き。

Guest Additionsをインストール

ゲストのUbuntuを起動してログインした状態で VirtualBoxのメニューバーのバイスGuest Additions CD イメージの挿入 をクリック、

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ゲストのUbuntuにCDが挿入されて "VBOXADDITONS_5.1.10_112026" には自動的に起動するソフトウェアが含まれています。実行しますか? といったダイアログが表示されるので「実行する」ボタンをクリック、パスワードを入力するダイアログが表示されるのでパスワードを入力、「認証する」ボタンをクリックする。

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Press Return to close this window... と表示されたらEnterキーを押して端末を閉じ、ゲストのUbuntuを再起動する。

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ディスプレイの設定を変更

仮想マシンを右クリックして設定ウィンドウを開き、ディスプレイ をクリック、3Dアクセラレーションを有効化*1 をクリックしてチェックを入れ、ビデオメモリーの値を 128MB に変更する。

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ゲストのUbuntuを起動し、ゲストのUbuntuの端末で、

/usr/lib/nux/unity_support_test -p 

と実行、Unity 3D supportedが yes になっているか確認しておく。

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環境によっては3Dアクセラレーションを有効にするとまともに動作しなくなる場合があるので、その時は3Dアクセラレーションを有効化のチェックを外す。

ちなみに、昔は3Dを有効にしないとゲストのUbuntuの動作がすごく遅くて使い物にならなかったのだが、今では無効のままでも普通に使える軽さになっている。

クリップボードを共有

ゲストのUbuntuを起動した状態で VirtualBoxのメニューバーのバイスクリップボードの共有双方向 をクリックしてチェックを入れ、ゲストのUbuntuを再起動するとホストOSとゲストOS間でクリップボードを共有できるようになる。

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共有フォルダーを有効にする

ゲストのUbuntuで端末を起動し、

sudo gpasswd -a $USER vboxsf 

と実行した後、ゲストのUbuntuを再起動すると共有フォルダーを利用できるようになる。共有フォルダーはファイラーのサイドバーからアクセスできる。

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Low Graphics Modeを利用する

3Dアクセラレーションを有効にしている場合、設定をLow Graphics Modeに変更すると動作が軽くなるかもしれない。まずゲストのUbuntuでCompizConfig 設定マネージャをインストールする。

sudo apt install compizconfig-settings-manager 

ケース1

ゲストのUbuntuでCompizConfig 設定マネージャを起動して「Ubuntu Unity Plugin」をクリック、

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Enable Low Graphics Mode をクリックしてチェックを入れる。

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ケース2

ゲストのUbuntuでCompizConfig 設定マネージャを起動して「設定」をクリック、

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プロファイルを unity-lowgfx に変更*2してログアウト、ログインし直すと設定が反映される。

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プロファイルを変更する方がウィンドウの影が小さくなってたりして負荷が小さい様子。

日本語を入力できるようにする

日本語入力が出来ない場合は以下のページを参考にする

Ubuntuをアップデート

Ubuntuのランチャーの一番上にある「コンピューターを検索」をクリックして update と入力、「ソフトウェアの更新」をクリックして起動し、Ubuntuをアップデートする。

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*1:3Dアクセラレーションを有効にするとゲストのUbuntuスクリーンショットが撮れなくなるので注意。

*2:3Dアクセラレーションが無効の場合は自動的にプロファイルが unity-lowgfx になっている。

VirtualBoxにUbuntu 16.04をインストールする前にやること

※2016年11月29日、ちょっと追記、ディスプレイの設定を続きの記事に移動。

Ubuntuのisoをダウンロード

Ubuntuの公式サイトからisoファイルをダウンロードする。

VirtualBoxをインストール

VirtualBoxの公式サイトからファイルをダウンロード、ダブルクリックしてインストールする(WindowsUbuntuの場合)。

Extension Packをインストール

VirtualBoxの公式サイトからExtension Packをダウンロード、

ダブルクリックするとVirtualBoxが起動するので「インストール」ボタンをクリック、

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ライセンスが表示されるのでスクロールバーを下まで動かし、「同意します」ボタンをクリックするとインストールされる。

ホストOSがWindowsの場合、ここで一旦Windowsを再起動する。

仮想マシンの作成

VirtualBoxツールバーの「新規」ボタンをクリック、仮想マシンの作成ウィンドウが表示されるので、適当な名前を入力し、タイプを Linux、バージョンを Ubuntu(32-bit) または Ubuntu(64-bit)*1 にして「次へ」ボタンをクリック、

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モリーサイズを適当な数値にして「次へ」ボタンをクリック、

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仮想ハードディスクを追加しない*2 をクリックして「作成」ボタンをクリックする。

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仮想マシンの設定の変更

作成した仮想マシンを右クリック → 設定 をクリックして設定ウィンドウを開く。

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仮想ハードディスクドライブを追加

ストレージ をクリックして コントローラー:SATA をクリック、

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ハードディスクの追加 をクリック、

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「新規ディスクの作成」ボタンをクリック、

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VDI を選択した状態で「次へ」ボタンをクリック、

f:id:sicklylife:20161128195528p:plain

可変サイズ を選択した状態で「次へ」ボタンをクリック、

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任意の名前とサイズを入力して、名前欄の右側にあるフォルダーアイコンをクリック、

f:id:sicklylife:20161128195635p:plain

仮想ハードディスクファイルを置きたい場所を選択して「保存」ボタンをクリック、

f:id:sicklylife:20161128195708p:plain

「作成」ボタンをクリックする。

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仮想光学ドライブを追加

コントローラー:IDE をクリックして 光学ドライブの追加 をクリック、

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「ディスクを選択」ボタンをクリック、

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先程ダウンロードしたUbuntuのisoファイルをクリック、「開く」ボタンをクリックする。

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USBの設定を変更

USB をクリックして USB 3.0 (xHCI) コントローラー をクリックする(USB機器がうまく動作しなかった時は USB 2.0 (EHCI) に戻す)。

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共有フォルダー*3を追加

共有フォルダー をクリック、フォルダーリストの 共有フォルダー を右クリックして 共有フォルダーを追加 をクリック、

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フォルダーを選択し、自動マウントをクリックしてチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックする。

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最後に設定ウィンドウの右下にある「OK」ボタンをクリックすると設定が保存される。

Ubuntuのインストールを開始する

VirtualBoxツールバーの「起動」ボタンをクリックすると仮想マシンが起動してUbuntuのインストールが始まる。

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↓続き

*1:64bitを選べる環境なら64bitにした方がいいかもしれない。

*2:ここで仮想ハードディスクを作成すると、WindowsではCドライブのユーザーフォルダーに、Ubuntuではユーザーのホームフォルダーに仮想ハードディスクが作成される。それらの容量に余裕があるならここで作成してもいいが、他のドライブに仮想ハードディスクを作成したい場合は、ここでは「追加しない」を選択しておく。

*3:共有フォルダーはホストOSとゲストOS間でファイルをやり取りするためのフォルダー。

Ubuntu 16.10でxkbを使ってキー配置を変更した

※2016年11月27日、ちょっと修正。

標準設定(fcitx-mozc)の場合

まず端末で、

gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.keyboard active false 

と実行した後、

のページのように設定すればOK。

IBusibus-mozc)の場合

ibusの場合、fcitxの時よりもやらなければいけない事が増える。
例えば、

のページのようにibus-mozcをインストールし、

のページのように設定を行った場合、

sudo cp -i ~/.xkb/symbols/* /usr/share/X11/xkb/symbols/ 

といった感じで設定ファイルをコピーし、

echo 'mykbd:mymenu = +addmenukey(mymenu)' | sudo tee -a /usr/share/X11/xkb/rules/evdev 

のように evdevファイル の末尾に一行追加した上で、

gsettings set org.gnome.desktop.input-sources xkb-options "['mykbd:mymenu']" 

といった感じにxkbの設定を変更した後、一旦ログアウトしてログインし直すと設定が反映される。